細かな定義は、1μm 以下の泡をウルトラファインバブル（ナノバブル）、そして1μｍ以上100μｍ未満をマイクロバブルとされています。これらの総称をファインバブルと言います。（国際標準化機構（ISO）で定義されています）
ウルトラファインバブルが持つ効果として知られているのが洗浄効果です。これは非常に多くの産業での活用が可能で、これまでに判っていることだけでも非常に多くのメリットがあります。例えば、化学薬品の使用量並びに費用頻度の軽減によるより環境に配慮した洗浄効果です。UFB DUALは実際に透析機械の機械洗浄に使用がされており、その効果は第64回日本透析医学会学術集会にて発表がされています。
その他にもウルトラファインバブルには保湿効果やコーティング効果が報告されており、理美容分野でも大きく着目されています。

 

歯科医院における「給水管」のバイオフィルム汚染は多くの歯科医院の課題となっています。治療時、患部からの跳ね返りによる3wayシリンジ先端部からの汚染等、様々な問題点が取り上げられています。ウルトラファインバブルには、
• 滅菌効果: ウルトラファインバブルの圧壊時に発生するフリーラジカルの作用により、菌やウイルスを攻撃して増殖を抑制する。
• 高い洗浄効果: ウルトラファインバブルには、「電気的作用」「衝撃圧力作用」「界面活性作用」「持続効果」があり、気泡が汚れに吸着し、汚れを剥がし取ることができる。
これらの効果を認め3wayシリンジ先端から侵入する雑菌を原因とするバイオフィルムを剥離し、ウルトラファインバブル水がチューブの中をコーティングし再付着を防ぎます。
UFB DUALを取り付けることで歯科医院内の水道水を全てウルトラファインバブル水にし、『ユニットチューブ内のバイオフィルム付着やユニットのつまり防止』、『目には見えない配管内の清潔』を維持します。
歯科医療にとって大きな問題とも言える『歯科医院内の清潔な水環境』を実現させることが可能です。水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの「カルキ成分」を原因としたユニットの詰まりを防止します。
また、ウルトラファインバブル水でうがいすることで、口腔内の隙間に入り込んだ雑菌やウイルスを剥離します。

当院では使用する全ての水がウルトラファインバブルです。