医療費を抑えたい人のための予防歯科入門|インプラントに頼りすぎないお口の育て方|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

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医療コラム

医療費を抑えたい人のための予防歯科入門|インプラントに頼りすぎないお口の育て方|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

医療費を抑えたい人のための予防歯科入門|インプラントに頼りすぎないお口の育て方

「歯を失ったらインプラント」という選択肢が当たり前になりつつある今、その治療費に驚かれた経験はありませんか?

インプラント治療は確かに優れた選択肢です。しかし、1本あたり30万円から50万円という高額な費用は、多くの方にとって大きな負担となります。

実は、インプラントに頼る前に知っておくべき大切なことがあります。それが「予防歯科」という考え方です。

赤坂ONO Dental Clinicの院長として、私はこれまで多くの患者様と向き合ってきました。その中で痛感するのは、「もっと早く予防に取り組んでいれば」という後悔の声の多さです。

なぜ今、予防歯科が注目されているのか

日本の歯科医療は長い間「治療中心」でした。

痛くなったら歯医者に行く。虫歯ができたら削って詰める。歯周病が進行したら抜歯してインプラントやブリッジで補う・・・こうした「対症療法」が主流だったのです。

しかし、近年の歯科医療界では大きなパラダイムシフトが起きています。2017年にAAP(アメリカ歯周病学会)とEFP(ヨーロッパ歯周病連盟)が策定した「歯周病・インプラント周囲疾患の新分類」では、予防とメインテナンスの重要性が改めて強調されました。

治療よりも予防に力を入れることで、生涯にわたって自分の歯を保つことができる。これが現代の予防歯科の考え方です。

医療費削減という視点から見た予防歯科

予防歯科は、個人の健康だけでなく医療費の観点からも重要です。

定期的な歯科検診やクリーニングにかかる費用は、1回あたり3,000円から5,000円程度です。年に3〜4回通っても年間1万5千円から2万円程度で済みます。

一方、インプラント治療は1本で30万円以上です。複数本失えば100万円を超えることも珍しくありません。どちらが経済的か、答えは明白でしょう。

さらに、歯周病が進行すると全身の健康にも影響を及ぼします。糖尿病や心疾患のリスクが高まることも分かっており、結果として医療費全体の増加につながるのです。

予防歯科の基本|毎日のケアが未来を変える

予防歯科の第一歩は、毎日の正しいセルフケアです。

「歯磨きなんて毎日やっている」と思われるかもしれません。しかし、正しい方法で磨けている人は意外と少ないのが現実です。

効果的なブラッシングのポイント

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握ります。力を入れすぎると歯茎を傷つけ、かえって歯周病のリスクを高めてしまいます。

ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、小刻みに動かすのが基本です。1本1本丁寧に磨くイメージで、1箇所につき20回程度細かく動かしましょう。

歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは取れません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、プラーク除去率が大幅に向上します。

見落としがちな舌のケア

口臭の原因の多くは舌に付着した細菌です。

舌専用のクリーナーを使って、奥から手前に優しく撫でるようにして汚れを取り除きましょう。1日1回、朝の歯磨き時に行うのが効果的です。

ただし、力を入れすぎると舌を傷つけてしまうため、あくまで優しく行うことが大切です。

歯磨き粉の選び方

歯磨き粉選びも予防歯科において重要なポイントです。

フッ素配合の歯磨き粉は、歯の再石灰化を促進し、虫歯予防に効果的です。また、歯周病予防には殺菌成分や抗炎症成分が配合されたものを選ぶとよいでしょう。

研磨剤が多く含まれた歯磨き粉は、歯の表面を傷つける可能性があります。特にホワイトニング効果を謳う製品には注意が必要です。

患者様の口腔状態に合わせた歯磨き粉の選び方についても、当院ではアドバイスを行っています。

定期検診が医療費削減の鍵を握る理由

どんなに丁寧にセルフケアをしていても、完璧に汚れを取り除くことは困難です。

歯石は歯ブラシでは取れません。歯周ポケットの奥深くに潜む細菌も、自分では除去できません。だからこそ、プロフェッショナルケアが必要なのです。

定期検診で何をするのか

当院での定期検診では、まず口腔内写真とレントゲン撮影を行います。

これらの画像を患者様と一緒に確認しながら、現在の状態を詳しく説明します。虫歯の有無、歯周病の進行度、噛み合わせの状態など、目に見える形で把握できるのです。

その後、専用の器具を使って歯石除去とクリーニングを実施します。歯の表面だけでなく、歯周ポケット内部の汚れもしっかり取り除きます。

さらに、患者様一人ひとりの口腔環境に合わせたブラッシング指導も行います。磨き残しが多い箇所を特定し、効果的なケア方法をアドバイスするのです。

どのくらいの頻度で通うべきか

一般的には3ヶ月に1回の定期検診が推奨されています。

ただし、歯周病のリスクが高い方や、過去に歯周病治療を受けた方は、2ヶ月に1回のペースが望ましい場合もあります。

当院では患者様の状態に応じて、最適なメインテナンス間隔をご提案しています。決して押し付けることはせず、患者様のライフスタイルに合わせた通院計画を一緒に考えます。

早期発見が医療費削減につながる

定期検診の最大のメリットは、問題を早期に発見できることです。

初期の虫歯であれば、削らずに経過観察やフッ素塗布で対応できることもあります。歯周病も初期段階で発見できれば、簡単なクリーニングで改善できます。

しかし、痛みが出てから受診すると、すでに症状が進行しており、大がかりな治療が必要になることが多いのです。治療期間も長くなり、費用も高額になります。

定期検診は「予防」だけでなく「早期発見・早期治療」という観点からも、医療費削減に大きく貢献します。

インプラント周囲疾患|インプラントにも予防が必要

「インプラントは人工物だから虫歯にならない」と安心していませんか?

確かにインプラント自体は虫歯になりません。しかし、インプラント周囲炎という深刻な問題があるのです。

インプラント周囲炎とは

インプラント周囲炎は、インプラントを支える歯茎や骨に炎症が起こる病気です。

天然歯の歯周病と同様に、プラーク(歯垢)中の細菌が原因で発症します。放置すると骨が溶けてインプラントが脱落してしまうこともあります。

2025年にAAP(アメリカ歯周病学会)とAO(国際インプラント学会)が発表したコンセンサスでも、インプラント周囲疾患の予防とメインテナンスの重要性が改めて強調されています。

高額な費用をかけて入れたインプラントを長持ちさせるためにも、定期的なメインテナンスは欠かせません。

インプラントのメインテナンス方法

インプラントのメインテナンスは天然歯以上に丁寧に行う必要があります。

インプラントと歯茎の境目は特に汚れが溜まりやすいため、専用のフロスやブラシを使った清掃が重要です。また、定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアを受けることで、早期に問題を発見し対処できます。

当院では、インプラント治療後の患者様に対して、個別のメインテナンスプログラムを提供しています。インプラントの状態を定期的にチェックし、長期的な安定を目指します。

インプラント周囲炎の予防が医療費削減につながる

インプラント周囲炎が進行すると、インプラントの除去や再治療が必要になることがあります。

再治療には初回と同等、あるいはそれ以上の費用がかかります。骨の再生治療が必要になれば、さらに高額になります。

定期的なメインテナンスにかかる費用は、再治療費用と比べれば微々たるものです。インプラントを入れた方こそ、予防歯科の重要性を理解していただきたいと思います。

家庭医機能を持つ歯科医院の選び方

予防歯科を実践するには、信頼できる「かかりつけ歯科医」を持つことが重要です。

しかし、どのような基準で歯科医院を選べばよいのでしょうか?

カウンセリングを重視しているか

当院では、カウンセリングをとても重要視しています。

治療開始前に口腔内写真とレントゲンを撮影し、それらを患者様と一緒に見ながら現在の状態を説明します。治療の選択肢を複数提示し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にお伝えします。

患者様が納得された後に治療を開始する。これが当院の基本方針です。

歯科医院を選ぶ際は、「説明が丁寧か」「質問しやすい雰囲気か」「押し付けがましくないか」といった点をチェックしましょう。

最新設備と技術を導入しているか

精密な診断と治療には、最新の設備が欠かせません。

当院では、CTやマイクロスコープを用いた精密治療、歯科用レーザーを使用した痛みに配慮した治療を提供しています。また、クラスB滅菌器を導入し、世界基準の感染対策を行っています。

設備だけでなく、常に最新の知識と技術を学び続ける姿勢も重要です。歯科医療は日々進歩しており、新しい治療法やエビデンスが次々と発表されています。

学会や研修会に積極的に参加し、最新の情報をアップデートしている歯科医院を選ぶことをお勧めします。

通いやすさも重要な要素

予防歯科は継続が命です。

どんなに良い歯科医院でも、通いにくければ続きません。立地や診療時間も選択の重要なポイントです。

当院は赤坂駅7番出入り口から徒歩1分という好立地にあります。平日は月・水・木曜日に22時まで、土日も18時まで診療を行っており、お仕事帰りや休日にも通いやすい環境を整えています。

また、WEB予約にも対応しており、24時間いつでもご予約いただけます。忙しい方でも無理なく通院を続けられる体制を整えています。

保険診療にも対応しているか

予防歯科を継続するには、経済的な負担も考慮する必要があります。

当院では、保険診療にも対応しています。定期検診やクリーニングは保険適用で受けられますので、経済的な負担を抑えながら予防歯科を実践できます。

もちろん、より高度な治療や審美的な治療をご希望の場合は、自費診療のオプションもご用意しています。患者様のご希望と予算に合わせて、最適なプランをご提案いたします。

予防歯科で得られる本当の価値

予防歯科の価値は、医療費削減だけではありません。

自分の歯で食事を楽しめる喜び。痛みや不快感のない快適な日常。自信を持って笑える幸せ。これらは何物にも代えがたい価値です。

全身の健康にも影響する

口腔内の健康は全身の健康と密接に関係しています。

歯周病菌が血流に乗って全身に回ると、糖尿病や心疾患、認知症などのリスクが高まることが研究で明らかになっています。

特に糖尿病と歯周病の関係は双方向性があり、歯周病が糖尿病を悪化させ、糖尿病が歯周病を悪化させるという悪循環が生じます。

予防歯科に取り組むことは、お口の健康だけでなく、全身の健康を守ることにもつながるのです。

生活の質(QOL)の向上

歯を失うと、食事の楽しみが減り、発音が不明瞭になり、見た目にも影響が出ます。

インプラントやブリッジで機能を回復することはできますが、やはり自分の歯に勝るものはありません。予防歯科によって自分の歯を守ることは、生活の質を高く保つことに直結します。

また、歯の健康は自信にもつながります。口元を気にせず笑えること、人前で話すことに抵抗がないこと。これらは社会生活を送る上で非常に重要な要素です。

将来への投資としての予防歯科

予防歯科にかける時間とお金は、将来への投資です。

今は若くて健康でも、年齢を重ねるにつれて歯のトラブルは増えていきます。しかし、若いうちから予防に取り組んでいれば、高齢になっても自分の歯を保つことができます。

80歳で20本以上の歯を残す「8020運動」という目標があります。これは決して不可能な目標ではありません。適切な予防歯科を実践すれば、誰でも達成できる目標なのです。

まとめ|今日から始める予防歯科

インプラントは優れた治療法ですが、それに頼る前にできることがたくさんあります。

毎日の正しいセルフケアと定期的なプロフェッショナルケア。この2つを継続することで、生涯にわたって自分の歯を守ることができます。

医療費の削減という経済的なメリットだけでなく、全身の健康維持や生活の質の向上という、かけがえのない価値が得られるのです。

「歯医者は痛くなってから行くところ」という考え方から、「歯医者は健康を守るために定期的に通うところ」という考え方へ。このマインドシフトが、あなたの未来を大きく変えます。

予防歯科は、今日から始められます。まずは正しいブラッシング方法を身につけること。そして、信頼できるかかりつけ歯科医を見つけて、定期検診を受けること。この2つから始めましょう。

当院では、患者様一人ひとりの口腔状態やライフスタイルに合わせた予防プログラムをご提案しています。「何から始めればいいか分からない」という方も、お気軽にご相談ください。

予防歯科に関するご相談や定期検診のご予約は、いつでもお気軽にお問い合わせください。患者様一人ひとりに寄り添い、最適な予防プログラムをご提案いたします。

詳しくは赤坂ONO Dental Clinicの公式サイトをご覧ください。あなたの大切な歯を守るお手伝いをさせていただきます。

監修者プロフィール
院長 小野 雄大(おの たけひろ)先生

赤坂駅から徒歩1分の歯医者・歯科クリニック 赤坂ONO Dental Clinicの院長 小野 雄大

略歴
– 2015年3月:岩手医科大学 歯科医師臨床研修 修了
– 医療法人(秋田)、岩手医科大学放射線科、神奈川県内医療法人などで幅広く勤務
– 2024年2月:赤坂ONO Dental Clinic 開業

診療スタンス
– 丁寧なカウンセリングを重視し、口腔内写真やレントゲンを用いて現在の状態をしっかり説明
– 患者さまに治療内容のメリット・デメリットを理解していただいた上で選択してもらう治療方針を実践
– 自身も歯科治療の経験があることから、「患者さまに寄り添う治療」を大切にしている

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