インプラント治療後に避けたい10のNG習慣|寿命を縮める行動・伸ばす行動|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目4-11 ポルトボヌール2F(赤坂駅7番出入り口)

TEL. 03-6807-4668

ヘッダー画像

医療コラム

インプラント治療後に避けたい10のNG習慣|寿命を縮める行動・伸ばす行動|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

インプラント治療後に避けたい10のNG習慣|寿命を縮める行動・伸ばす行動

インプラント治療後の生活・・・あなたの習慣が寿命を左右します

インプラント治療を終えたばかりのあなた、本当にお疲れ様でした。

高額な費用と時間をかけて手に入れた新しい歯、できるだけ長く使い続けたいと思いますよね。実は、インプラントの平均寿命は10年から15年程度と言われていますが、これはあくまで平均的な数値です。適切なケアを続ければ20年以上使用できる方も多くいらっしゃいますし、逆にメンテナンスを怠ると数年で問題が生じるケースもあります。

インプラントの寿命を左右するのは、実は日々の何気ない習慣なのです。「これくらい大丈夫だろう」と思っている行動が、知らず知らずのうちにインプラントにダメージを与えているかもしれません。

この記事では、インプラント治療後に避けるべき10のNG習慣と、逆に寿命を延ばすために心がけたい行動について、歯科医師の視点から詳しく解説していきます。

インプラントの平均寿命と他の治療法との違い

まず、インプラントがどれくらい持つのかを理解しておきましょう。

一般的にインプラントの平均寿命は10年から15年程度とされています。統計データによると、インプラントの累積残存率は10年から15年で上顎が約90%、下顎が94%という高い数値を示しています。つまり、10人中9人以上が10年以上問題なく使用できているということです。

これは他の治療法と比較すると、圧倒的に長い寿命と言えます。入れ歯の場合は約4年から5年、ブリッジの場合は約7年から8年程度で交換や調整が必要になることが多いのに対し、インプラントは適切なケアを続けることで10年以上使用できるのです。

さらに重要なのは、ブリッジと違い周囲の健康な歯を削る必要がないため、他の歯を守れるという利点もあります。毎日の食事や会話を快適に楽しむためにも、長期的な使用を見据えた治療法の選択が大切でしょう。

ただし、この寿命はあくまで「適切なケアを行った場合」の数値です。次のセクションでは、インプラントの寿命を縮めてしまうNG習慣について詳しく見ていきます。

出典

パール歯科「インプラントの平均寿命は?長持ちさせる方法やNG習慣・再手術」

(2025年)より作成

インプラント治療後に避けたい10のNG習慣

1. 定期的なメンテナンスを怠る

インプラントの寿命を縮める大きな原因の一つは、定期的なメンテナンスを怠ることです。

インプラントは治療が終わればそれで完了というわけではありません。日々の自宅でのセルフケアに加えて、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせないのです。歯科医院であれば、自分では気づかないようなアバットメント(ネジ)の緩みの発見や、歯石除去など素人にはできないケアも実施してくれます。

トラブルが起きた際でも早期発見が可能で、すぐに治療を受けられるでしょう。また、インプラントには保証がついているケースが多いですが、保証を受けるためには定期的なメンテナンス、通院を必須条件としている歯科医院がほとんどです。

2. 毎日のブラッシングやケアを適切に行わない

インプラント自体は虫歯にならないからといって、ブラッシングをしなくてよいわけではありません。

インプラント自体は虫歯にはなりませんが、周りの歯が虫歯になったり歯茎が歯周病になったりします。そのため、ケアを患者自身で行う必要があるため、インプラントを行った際はより歯の手入れに力を入れましょう。

毎日の歯磨きはもちろんのこと、何か問題があれば歯科医院に相談するようにしてください。インプラント周囲の清掃には、通常の歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスの使用も効果的です。

3. 喫煙習慣を続ける

喫煙はインプラントの寿命を短くするため、喫煙習慣がある方は要注意です。

インプラントだけに限らず、虫歯や歯周病の原因にもなるため、歯の健康を守るには喫煙を控えるのが望ましいです。タバコに含まれるニコチンは血流を悪化させ、インプラント周囲の組織の治癒を妨げます。また、免疫機能を低下させるため、細菌感染のリスクも高まるのです。

インプラント治療を機に禁煙を検討することをお勧めします。禁煙外来などの専門的なサポートを受けることで、成功率も高まるでしょう。

4. 歯ぎしりや食いしばりを放置する

歯ぎしりや食いしばりは、インプラントに過度な負担をかけます。

寝ている間に知らずに歯ぎしりをしている場合があるため、ご家族の方に歯ぎしりをしていないか確認してもらうとよいでしょう。歯ぎしりによる強い圧力はインプラントに大きな負担をかけ、破損を引き起こす原因になります。

特に、人工歯部分が割れたり欠けたりする可能性が高いでしょう。人工歯が割れたり欠けたりすることで噛み合わせが悪化し、再治療が必要になる場合もあるため注意が必要です。

対策としては、ナイトガードの使用が効果的です。ナイトガードは就寝中に装着するマウスピースで、歯ぎしりや食いしばりによる力を分散させ、インプラントを保護します。歯科医院で個々の歯型に合わせて作製された専用のナイトガードを使用することで、インプラントへの負担を大幅に軽減できるのです。

出典

松本デンタルオフィス東京「インプラント治療成功の鍵、食いしばりへの対策とは?」

(2025年)より作成

5. 硬い食べ物を無理に噛む

インプラントは天然の歯と同じように使えますが、過度に硬いものを噛むのは避けましょう。

氷や硬いキャンディー、骨付き肉の骨などを無理に噛むと、インプラントの上部構造(被せ物)が破損する可能性があります。特に治療直後は、インプラントと骨の結合が完全に安定していないため、硬いものを避けることが重要です。

食事の際は、できるだけ柔らかいものから始め、徐々に通常の食事に戻していくことをお勧めします。

6. 噛み合わせの異常を放置する

噛み合わせが悪い状態では、インプラントの寿命が短くなります。

上部構造物がずれている場合や、適切な位置にインプラントを設置できていない場合などは、歯科医師にすぐに相談する必要があります。インプラントがダメになるだけでなく、インプラント周囲炎になり出血が止まらなくなる場合もあるのです。

周囲の歯のかみ合わせが悪い場合は、インプラントに過剰な圧力がかかる恐れがあります。歯のバランスが非常に重要で、周囲の歯に問題があるとインプラントだけでなく歯周病などほかの病気につながる恐れがあるでしょう。

7. インプラント周囲炎を見逃す

インプラント周囲炎は、インプラントの寿命を脅かす大きな敵です。

インプラント周囲炎とはインプラントの歯周病とも言われ、インプラントを支える歯茎や骨に炎症を引き起こします。放置すると顎の骨が溶け、インプラントが脱落する可能性もあるでしょう。

歯ぎしりによる強い圧力がインプラント周囲の組織に加わると、歯茎や顎の骨にダメージが蓄積します。そのため、インプラント周囲の組織が炎症を起こしやすくなるのです。また、歯ぎしりによって、歯茎が下がることがあります。歯茎が下がると細菌の侵入を許しやすくなるため、インプラント周囲炎になるリスクが高まるでしょう。

インプラント周囲炎の進行は早く、発見時にはすでに進行していることが多いです。歯科医院を定期的に受診し、早期に発見・治療することが大切です。

8. 格安インプラントを選択する

インプラントの品質は、寿命に直結します。

格安インプラントを選択すると、早期に劣化や不具合が生じるリスクが高まります。インプラントと骨の結合が不十分になりやすく、長期的な安定性に問題が生じる可能性もあるのです。

長期間安心して使用するためには、信頼できる実績をもつクリニックで、品質の高いインプラントを選ぶことが重要です。世界には多数のインプラントメーカーがありますが、選ばれる材質や品質には大きな違いがあります。

9. ストレスを溜め込む

ストレスは歯ぎしりや食いしばりの主要な原因の一つとされています。

日中のストレスや緊張時に無意識に歯を食いしばることで、インプラントに過度な負担がかかります。ストレス管理とリラクゼーションテクニックを取り入れることで、歯ぎしりや食いしばりを軽減できる可能性があるのです。

適度な運動、十分な睡眠、趣味の時間を持つなど、ストレスを発散する方法を見つけることが大切です。

10. 術後の指示を守らない

インプラント手術直後の過ごし方は、その後の成功を左右します。

術後は、血行を促進するような行動を控えることで、腫れや痛みの悪化を予防しやすくなります。激しい運動、長時間の入浴、飲酒などは避けましょう。また、手術部位を触ったり、強くうがいをしたりすることも避けるべきです。

歯科医師から処方される鎮痛薬や抗生物質を正しく服用することも重要です。我慢しすぎず、歯科医師の指示に従って薬を使うことが大切でしょう。

インプラントの寿命を延ばす5つの習慣

ここまでNG習慣について見てきましたが、逆にインプラントの寿命を延ばすために心がけたい習慣もあります。

1. 3ヶ月から6ヶ月ごとの定期メンテナンス

定期的なメンテナンスは、インプラントを長持ちさせる最も重要な習慣です。

歯科医院での定期検診では、インプラント周囲の状態チェック、プロフェッショナルクリーニング、噛み合わせの調整などが行われます。これにより、トラブルの早期発見と予防が可能になるのです。

一般的には3ヶ月から6ヶ月に一度の頻度が推奨されていますが、個人の状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。

2. 正しいブラッシング技術の習得

毎日の適切なブラッシングは、インプラント周囲炎を予防する基本です。

インプラント周囲の清掃には、通常の歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスの使用も効果的です。歯科医院で正しいブラッシング方法を指導してもらい、自宅で実践しましょう

 

電動歯ブラシの使用も効果的ですが、適切な使い方を理解することが重要です。力を入れすぎず、優しく丁寧に磨くことを心がけてください。

 

3. 禁煙または喫煙量の削減

喫煙はインプラントの大敵です。

インプラント治療を機に禁煙することで、インプラントの寿命だけでなく、全身の健康も改善されます。禁煙が難しい場合は、まず喫煙量を減らすことから始めましょう。

禁煙外来などの専門的なサポートを受けることで、成功率も高まります。禁煙は一人で取り組むよりも、専門家のサポートを受けることが効果的です。

4. バランスの取れた食生活

栄養バランスの良い食事は、口腔内の健康を維持するために重要です。

特にビタミンCやビタミンD、カルシウムなどは、歯茎や骨の健康に欠かせない栄養素です。野菜、果物、魚、乳製品などをバランスよく摂取しましょう。

また、糖分の多い食品や飲料は、口腔内の細菌を増殖させる原因となるため、摂取を控えめにすることが望ましいです。

5. 異常を感じたらすぐに相談

インプラント周囲に違和感や痛み、腫れなどの異常を感じたら、すぐに歯科医院に相談しましょう。

早期発見・早期治療が、インプラントを長持ちさせる鍵です。「これくらい大丈夫」と放置せず、少しでも気になることがあれば、遠慮なく歯科医師に相談してください。

定期検診以外でも、何か問題があれば歯科医院に連絡することが大切です。

赤坂ONO Dental Clinicでのインプラント治療とアフターケア

赤坂ONO Dental Clinicでは、患者様一人ひとりに合わせたインプラント治療とアフターケアを提供しています。

当院では、カウンセリングをとても重要視しています。初めに口腔内写真、レントゲンを撮影し、それらを一緒に見ながら現在の病態の説明、治療の提示を行い、治療のメリットデメリットを伝え、患者様の納得を得られた後に治療を開始します。

患者様の背景もありますので、最良の治療は患者様により様々です。病態・治療内容の理解をして頂くためにカウンセリングの時間は少し長めとなっております。決して押し付ける治療はせず、理解を得た患者様が選択する治療を行っています。

また、最新機器の導入による精密治療や、世界基準の滅菌器を使用した感染対策など、安心して治療を受けていただける環境を整えています。

赤坂駅7番出入り口から徒歩1分という好立地で、平日は月・水・木曜日は22時まで、土日は18時まで診療を行っておりますので、お仕事終わりや平日通えない患者様でも通院しやすい歯科クリニックです。

まとめ・・・インプラントの寿命はあなた次第です

インプラント治療後の生活習慣が、インプラントの寿命を大きく左右します。

この記事でご紹介した10のNG習慣を避け、5つの良い習慣を実践することで、インプラントを20年以上使い続けることも可能です。特に重要なのは、定期的なメンテナンスと毎日の適切なケアでしょう。

インプラントは決して安い治療ではありませんが、適切なケアを続けることで、長期的には非常にコストパフォーマンスの高い治療法と言えます。

何か不安なことや気になることがあれば、遠慮なく歯科医師に相談してください。あなたのインプラントが長く快適に機能し続けるよう、私たちは全力でサポートいたします。

インプラント治療やアフターケアについて詳しく知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。赤坂ONO Dental Clinicでは、患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。

監修者プロフィール
院長 小野 雄大(おの たけひろ)先生

赤坂駅から徒歩1分の歯医者・歯科クリニック 赤坂ONO Dental Clinicの院長 小野 雄大

略歴
– 2015年3月:岩手医科大学 歯科医師臨床研修 修了
– 医療法人(秋田)、岩手医科大学放射線科、神奈川県内医療法人などで幅広く勤務
– 2024年2月:赤坂ONO Dental Clinic 開業

診療スタンス
– 丁寧なカウンセリングを重視し、口腔内写真やレントゲンを用いて現在の状態をしっかり説明
– 患者さまに治療内容のメリット・デメリットを理解していただいた上で選択してもらう治療方針を実践
– 自身も歯科治療の経験があることから、「患者さまに寄り添う治療」を大切にしている

TOP