忙しいビジネスパーソンのためのインプラント治療スケジュール術|通院と予防ケアの両立法
- 2026年1月21日
- インプラント
多忙な日々を送るビジネスパーソンにとって、歯科治療のための時間確保は大きな課題です。
特にインプラント治療は複数回の通院が必要となるため、仕事との両立に不安を感じる方も少なくありません。しかし、適切なスケジュール管理と医院選びによって、キャリアを犠牲にすることなく治療を進めることが可能です。
本記事では、赤坂ONO Dental Clinicの院長として多くのビジネスパーソンの治療に携わってきた経験から、実践的なスケジュール管理術をご紹介します。

インプラント治療の基本スケジュールを理解する
インプラント治療を計画的に進めるには、まず全体の流れを把握することが重要です。
一般的なインプラント治療は「検査・診断」「手術」「治癒期間」「補綴処置」「メンテナンス」という5つのステップで構成されます。各段階で必要な通院回数や期間を理解しておくことで、仕事のスケジュールとの調整がしやすくなるでしょう。
初診から手術までの期間
初診時には口腔内写真やレントゲン、CT撮影などの検査を行います。
これらの検査結果をもとに、治療計画を立案し、患者様に詳しくご説明します。当院では、複数の治療選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にお伝えしています。この段階で治療への理解を深めていただくことが、その後のスムーズな治療進行につながるのです。
検査から手術までは一般的に2〜3回の通院が必要となります。虫歯や歯周病がある場合は、先にそれらの治療を行う必要があるため、期間が延びることもあります。
手術当日の所要時間
インプラント埋入手術の時間は、本数や症例の複雑さによって異なります。
症例によって異なりますが、1本のインプラント埋入であれば約10分程度、1〜3本の場合でも1時間以内で完了するケースが多くなっています。近隣で働くビジネスパーソンの中には、症例によっては昼休みの時間を利用して手術を受ける方もいらっしゃいます。
ただし、手術後は安静にする時間も必要ですので、できれば午後は余裕を持ったスケジュールにしておくことをおすすめします。
治癒期間とその過ごし方
インプラント体が骨と結合するまでの治癒期間は、通常2〜6ヶ月程度です。
この期間中は基本的に通院の必要はなく、日常生活を送りながら骨の結合を待ちます。仕事への影響も最小限に抑えられるため、多忙なビジネスパーソンにとっては比較的負担の少ない期間といえるでしょう。
ただし、定期的な経過観察のために月1回程度の通院をお願いすることもあります。
早朝診療と夜間診療を活用した通院戦略
仕事との両立を実現する鍵は、診療時間の選択にあります。
赤坂ONO Dental Clinicでは、平日は月・水・木曜日に22時まで診療を行っており、仕事帰りに通院できる環境を整えています。赤坂駅7番出入り口から徒歩1分という立地も、限られた時間を有効活用できるポイントです。
平日夜間診療の効果的な使い方
19:30から22:00までの夜間診療枠は、基本治療を中心に対応しています。
定期メンテナンスやクリーニング、経過観察などに活用することで、日中の業務に支障をきたすことなく通院を継続できます。重要な会議やプレゼンテーションがある日を避けて予約を入れるなど、仕事のスケジュールと調整しながら計画的に通院することが可能です。
土日診療で集中的に治療を進める
当院では土日も18時まで診療を行っています。
平日は仕事で時間が取れない方でも、週末を利用して治療を進めることができます。特に初診時の詳細な検査や、手術などの時間がかかる処置は、土日に予約を入れることで心身ともに余裕を持って臨めるでしょう。
週末の時間を有効活用することで、治療期間の短縮にもつながります。
完全予約制のメリット
待ち時間を最小限に抑えることは、忙しいビジネスパーソンにとって重要です。
完全予約制を採用している歯科医院では、予約時間に合わせて診療を受けられます。当院でもWEB予約システムを導入しており、24時間いつでも予約の確認や変更が可能です。急な仕事の予定変更にも柔軟に対応できる体制を整えています。

抜歯即時埋入で治療期間を短縮する
治療期間の短縮は、多忙なビジネスパーソンにとって大きなメリットです。
従来のインプラント治療では、抜歯後に数ヶ月の治癒期間を待ってからインプラントを埋入していました。しかし、抜歯即時埋入という方法を用いることで、抜歯とインプラント埋入を同日に行うことが可能になっています。
抜歯即時埋入のメリット
この方法には複数の利点があります。
まず、手術回数が1回で済むため、身体的・精神的な負担が軽減されます。また、一般的に治療期間が2〜3ヶ月短縮できるため、多くの場合、早期に日常生活に戻ることができます。歯肉を切開しない術式を選択できる場合もあり、術後の腫れや痛みも最小限に抑えられるでしょう。
さらに、抜歯直後にインプラントを埋入することで、骨や歯肉の形態を維持しやすく、審美的にも優れた結果が得られます。
適応条件と注意点
抜歯即時埋入は、すべての症例に適用できるわけではありません。
歯周病が進行している場合や、抜歯部位に強い炎症がある場合は、従来の方法を選択する必要があります。また、骨の状態によっては骨造成などの追加処置が必要になることもあるのです。
当院では、CTやデジタルスキャンを用いた精密診断により、患者様一人ひとりに最適な治療法をご提案しています。
定期メンテナンスと仕事の両立方法
インプラント治療後のメンテナンスは、長期的な成功に不可欠です。
しかし、多忙な日々の中で定期的な通院を継続することは簡単ではありません。ここでは、仕事との両立を実現するための具体的な方法をご紹介します。
メンテナンスの頻度と内容
インプラント治療後は、年に2〜4回程度のメンテナンスが推奨されます。
メンテナンスでは、インプラント周囲の清掃、噛み合わせのチェック、レントゲン検査などを行います。1回の所要時間は30分から1時間程度です。定期的なメンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎などのトラブルを早期に発見し、対処することができるのです。
スケジュール管理のコツ
メンテナンスを継続するには、計画的なスケジュール管理が重要です。
まず、次回の予約を診療終了時に確保しておくことをおすすめします。3ヶ月先、6ヶ月先の予定を先に押さえておくことで、仕事の予定と調整しやすくなるでしょう。また、スマートフォンのカレンダーアプリにリマインダーを設定しておくと、予約日を忘れる心配もありません。
当院では、予約日が近づくとメールやSMSでお知らせするシステムも導入しています。
ホームケアで通院頻度を最適化
日々のホームケアを徹底することで、メンテナンスの間隔を延ばすことも可能です。
正しいブラッシング方法を習得し、歯間ブラシやデンタルフロスを使用することで、インプラント周囲を清潔に保つことができます。当院では、患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせたホームケアの指導を行っています。
効果的なセルフケアを実践することで、通院の負担を軽減しながら、インプラントの健康を維持できるのです。

予防ケアを習慣化するための実践的アプローチ
インプラントの長期的な成功には、日々の予防ケアが欠かせません。
しかし、忙しい毎日の中で継続することは容易ではありません。ここでは、比較的無理なく習慣化できる実践的な方法をお伝えします。
朝晩のルーティンに組み込む
予防ケアを習慣化する最も効果的な方法は、既存のルーティンに組み込むことです。
朝の身支度や夜の就寝前の時間に、インプラントケアを組み込むことで、自然と継続できるようになります。電動歯ブラシを使用すれば、短時間で効率的に清掃できるでしょう。また、洗面台にデンタルフロスや歯間ブラシを常備しておくことで、使用のハードルを下げることができます。
移動時間を活用したケア
出張や外出が多いビジネスパーソンには、携帯用のケアグッズが便利です。
コンパクトな歯ブラシセットやマウスウォッシュを持ち歩くことで、外出先でも口腔ケアを継続できます。新幹線や飛行機での移動中、ホテルでの滞在時など、隙間時間を活用してケアを行うことで、忙しい日々でも清潔な口腔環境を維持できるのです。
デジタルツールでモチベーション維持
スマートフォンアプリを活用することで、ケアの継続をサポートできます。
歯磨きの記録をつけるアプリや、タイマー機能付きの歯磨きアプリを使用することで、適切な時間をかけて丁寧にケアする習慣が身につきます。また、定期的なリマインダー通知により、ケアを忘れることも防げるでしょう。
デジタルツールを味方につけることで、予防ケアを継続しやすくなります。
トラブル発生時の迅速な対応策
インプラント治療後に違和感や痛みを感じた場合、早期の対応が重要です。
多忙な日々を送っていると、小さな異変を見過ごしてしまいがちですが、早期発見・早期治療が長期的な成功につながります。
注意すべき症状とサイン
インプラント周囲の腫れや出血、痛み、動揺などは、トラブルのサインです。
これらの症状を感じた場合は、自己判断せず、速やかに歯科医院に連絡することが大切です。また、噛み合わせに違和感がある場合や、人工歯が緩んでいる場合も、早めの受診が必要となります。
当院では、緊急時の連絡体制を整えており、迅速に対応できる体制を構築しています。
仕事への影響を最小限にする対処法
トラブルが発生した場合でも、適切な対処により仕事への影響を抑えられます。
痛みがある場合は、鎮痛剤の服用や冷却により症状を和らげることができます。ただし、これらは一時的な対処法であり、根本的な解決には歯科医院での治療が必要です。
当院では、緊急時にも柔軟に対応できるよう、予約枠を確保しています。

まとめ:計画的なスケジュール管理で理想の治療を実現
インプラント治療と仕事の両立は、適切な計画と医院選びにより十分に可能です。
夜間診療や土日診療を活用し、完全予約制のメリットを最大限に活かすことで、キャリアを犠牲にすることなく治療を進められます。また、抜歯即時埋入などの最新技術を取り入れることで、治療期間の短縮も実現できるでしょう。
治療後の定期メンテナンスと日々のホームケアを習慣化することで、インプラントを長期的に維持することができます。忙しい毎日の中でも、デジタルツールや携帯用ケアグッズを活用することで、予防ケアを継続しやすくなります。
赤坂ONO Dental Clinicでは、多忙なビジネスパーソンの皆様が通いやすい環境を整え、一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画をご提案しています。カウンセリングを重視し、患者様が納得した上で治療を進めることを大切にしています。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。詳細はこちら:赤坂ONO Dental Clinic
監修者プロフィール
院長 小野 雄大(おの たけひろ)先生

略歴
– 2015年3月:岩手医科大学 歯科医師臨床研修 修了
– 医療法人(秋田)、岩手医科大学放射線科、神奈川県内医療法人などで幅広く勤務
– 2024年2月:赤坂ONO Dental Clinic 開業
診療スタンス
– 丁寧なカウンセリングを重視し、口腔内写真やレントゲンを用いて現在の状態をしっかり説明
– 患者さまに治療内容のメリット・デメリットを理解していただいた上で選択してもらう治療方針を実践
– 自身も歯科治療の経験があることから、「患者さまに寄り添う治療」を大切にしている

