歯科クリーニングの種類を徹底比較|スケーリング・PMTC・エアフローの違いと選び方|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

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医療コラム

歯科クリーニングの種類を徹底比較|スケーリング・PMTC・エアフローの違いと選び方|赤坂ONO Dental Clinic|赤坂駅の歯医者・土日診療

歯科クリーニングの種類を徹底比較|スケーリング・PMTC・エアフローの違いと選び方

歯科クリーニングの種類とその重要性

歯の健康を守るためには、日々の歯磨きに加えて歯科医院での専門的なクリーニングが欠かせません。

しかし、歯科医院で「クリーニング」と一口に言っても、実際にはいくつかの種類があることをご存じでしょうか。

「スケーリング」「PMTC」「エアフロー」・・・これらは、それぞれ異なる目的と効果を持つ施術方法です。どれも歯のクリーニングではありますが、使用する器具や取り除く対象が異なるため、患者様の口腔内の状態や目的に応じて最適な方法を選ぶことが重要になります。

この記事では、赤坂ONO Dental Clinicの院長として多くの患者様の口腔ケアに携わってきた経験から、これら3つの主要なクリーニング方法の特徴と違いを詳しく解説します。

スケーリング|歯石除去の基本施術

スケーリングは、歯科クリーニングの中でも最も基本的な施術です。

この施術では、歯の表面や歯と歯ぐきの境目に付着した「歯石」を専用の器具で除去していきます。歯石とは、磨き残した歯垢(プラーク)が唾液中のカルシウムやリン酸と結合して石灰化したもので、一度形成されると通常の歯磨きでは除去できません。

スケーリングで使用する器具

スケーリングには主に2種類の器具が使用されます。

一つは「超音波スケーラー」です。超音波振動を利用して効率よく歯石を除去できるため、広範囲の歯石除去に適しています。もう一つは「手用スケーラー」で、かぎ状の器具を使って歯科医師や歯科衛生士が手作業で歯石を削り取ります。細かい部分の歯石除去に優れており、超音波スケーラーと併用することで、より徹底的な歯石除去が可能になります。

スケーリングの目的と効果

歯石は放置すると歯周病の原因菌の住み家となり、歯ぐきの炎症や歯周病の進行を招きます。

スケーリングによって歯石を定期的に除去することで、歯周病の予防と進行抑制が期待できます。また、歯石が取れることで歯ぐきの腫れや出血が改善され、口臭の軽減にもつながります。施術時間は通常15分から30分程度で、保険診療の対象となります。

スケーリングが適している方

スケーリングは、歯石が付着しているすべての方に推奨される基本的な施術です。

特に、歯ぐきからの出血がある方、歯ぐきが腫れている方、口臭が気になる方には効果的です。歯石は磨き残しがあると2~3日で形成されると言われているため、定期的な受診による歯石除去が重要になります。

PMTC|プロフェッショナルな歯面清掃

PMTCは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、日本語では「専門家による機械的歯面清掃」と訳されます。

この施術は、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使用して、通常の歯磨きでは除去できない汚れを徹底的に取り除く予防処置です。スウェーデンで提唱された方法で、虫歯や歯周病の予防に非常に効果的とされています。

PMTCで除去する「バイオフィルム」とは

PMTCの最大の目的は「バイオフィルム」の除去です。

バイオフィルムとは、歯の表面に形成される細菌の膜で、キッチンやお風呂の排水口に発生するヌルヌルとした膜と同様のものです。この膜は通常の歯ブラシでは除去できず、虫歯や歯周病のリスクを高めます。また、バイオフィルムはフッ素などの薬剤の効果も減弱させてしまうため、機械的に破壊して除去する必要があります。

PMTCの施術内容と使用器具

PMTCでは、ゴム製のカップやブラシを回転させながら、専用の研磨ペーストを使用して歯の表面を磨いていきます。

この方法により、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目など、歯ブラシでは届きにくい部分のバイオフィルムや着色汚れを効果的に除去できます。施術は比較的痛みが少なく、施術後は歯の表面がツルツルになり、汚れや着色が付きにくくなります。施術時間は30分から60分程度です。

PMTCのメリットと適応症例

PMTCには複数のメリットがあります。

まず、虫歯や歯周病の予防効果が高いこと。バイオフィルムを除去することで、病原菌の増殖を抑制できます。次に、着色汚れの除去による審美性の向上。タバコのヤニやコーヒー・紅茶などによる着色も除去できます。さらに、歯の表面を滑沢にすることで、汚れや着色が付きにくくなる効果もあります。

PMTCは予防を目的とした処置のため、基本的には自由診療となります。虫歯や歯周病のリスクを感じている方、口元の美しさを保ちたい方に特におすすめです。

エアフロー|最新の低侵襲クリーニング技術

エアフローは、微細なパウダーと水をジェット噴射で歯の表面に吹き付けて汚れを除去する、比較的新しいクリーニング方法です。

「ジェットクリーニング」とも呼ばれ、従来のクリーニング方法と比較して歯や歯ぐきへの負担が少ないという特徴があります。スイスのEMS社が開発した技術で、歯科先進国であるスウェーデンのメインテナンスプログラム「GBT(Guided Biofilm Therapy)」にも採用されています。

エアフローの仕組みと使用パウダー

エアフローでは、アミノ酸由来の成分や炭酸水素ナトリウム、エリトリトール(糖アルコールの一種)などの人体に優しいパウダーを使用します。

これらのパウダーを水と混合し、高圧で歯の表面に噴射することで、バイオフィルムや着色汚れを効率的に除去します。使用するパウダーは天然由来成分で、中にはフルーツ味など患者様が受け入れやすい種類もあります。

エアフローの特徴とメリット

エアフローの最大の特徴は、歯や歯ぐきを傷つけにくいことです。

従来の器具のように直接歯に触れることなく汚れを除去できるため、知覚過敏のリスクが低く、痛みも少ない傾向にあります。また、ブリッジやインプラントなど取り外せない補綴物の周囲や、歯周ポケットの内側など、直接器具が届きにくい部分の汚れも効果的に除去できます。

さらに、施術時間が短く、効率的にクリーニングできる点も大きなメリットです。タバコのヤニや食べ物による色素沈着の除去にも優れており、審美面での効果も期待できます。

エアフローが適している方と注意点

エアフローは、痛みに敏感な方、知覚過敏がある方、インプラントやブリッジなどの補綴物が入っている方に特に適しています。

また、矯正治療中の方や入れ歯を使用している方など、通常のクリーニングが難しいケースでも利用できます。ただし、ジェット噴射の刺激が強いと感じる方もいるため、その場合は他のクリーニング方法に変更することも可能です。呼吸器系疾患をお持ちの方や重度の歯周病の方は、事前に歯科医師に相談することをおすすめします。

3つのクリーニング方法の比較と選び方

ここまで、スケーリング、PMTC、エアフローの3つのクリーニング方法について詳しく解説してきました。

それぞれの方法には明確な違いがあり、患者様の口腔内の状態や目的によって最適な選択肢が異なります。ここでは、これらの違いを整理し、どのような方にどの方法が適しているかをご説明します。

除去対象の違い

3つのクリーニング方法は、除去する対象が異なります。

スケーリングは「歯石」の除去が主な目的です。歯石は石灰化した硬い沈着物で、歯周病の原因となります。PMTCは「バイオフィルム(プラーク)」の除去を目的としており、虫歯や歯周病の予防に重点を置いています。エアフローは「バイオフィルム」と「着色汚れ(ステイン)」の両方を効率的に除去できる方法です。

施術の目的と効果の違い

スケーリングは主に「治療」を目的とした施術です。

すでに形成された歯石を除去し、歯周病の改善や進行抑制を図ります。一方、PMTCとエアフローは「予防」を主な目的としています。病気になる前にバイオフィルムを除去することで、虫歯や歯周病のリスクを低減します。また、PMTCとエアフローは審美面での効果も高く、着色汚れの除去により歯の自然な白さを取り戻すことができます。

保険適用と費用の違い

スケーリングは保険診療の対象となります。

歯周病の治療として認められているため、比較的低コストで受けることができます。ただし、保険適用で行う場合は一度に処置できる本数に制限があり、複数回に分けて施術することが一般的です。

一方、PMTCとエアフローは基本的に自由診療となります。予防を目的とした処置のため保険適用外ですが、その分、時間をかけて丁寧な施術を受けることができます。費用は歯科医院によって異なりますが、PMTCは5,000円から10,000円程度、エアフローも同様の価格帯が一般的です。

痛みや不快感の違い

痛みや不快感の程度も、それぞれの方法で異なります。

スケーリングは、歯石の量や付着状況によっては多少の痛みや不快感を伴うことがあります。特に歯周ポケットが深い部分の歯石除去では、チクチクとした感覚を感じることがあります。PMTCは比較的痛みが少なく、多くの患者様が快適に受けられる施術です。エアフローは最も痛みが少ない方法とされていますが、ジェット噴射の刺激を不快に感じる方もいます。

あなたに適したクリーニング方法の選び方

どのクリーニング方法を選ぶべきかは、現在の口腔内の状態と目的によって決まります。

歯石が付着している場合は、まずスケーリングで歯石を除去することが優先されます。歯石がない状態で予防を重視する場合は、PMTCやエアフローが適しています。着色汚れが気になる方、痛みに敏感な方、インプラントやブリッジが入っている方にはエアフローがおすすめです。

実際には、これらの方法を組み合わせて行うことも多くあります。例えば、スケーリングで歯石を除去した後、PMTCやエアフローでバイオフィルムや着色汚れを取り除くといった方法です。最適な組み合わせは、歯科医師や歯科衛生士が患者様の口腔内の状態を診査した上で提案いたします。

定期的なクリーニングの重要性とメインテナンス

どのクリーニング方法を選ぶにしても、最も重要なのは「定期的に受けること」です。

一度クリーニングを受けても、日々の生活の中で再び汚れや歯石は蓄積していきます。バイオフィルムは数日で再形成され、歯石も2~3日で形成され始めると言われています。そのため、定期的なメインテナンスが虫歯や歯周病の予防には不可欠です。

推奨される受診頻度

一般的には、3~6ヶ月に一度の定期的なクリーニングが推奨されます。

ただし、歯周病のリスクが高い方、歯石が付きやすい方、矯正治療中の方などは、より頻繁な受診が必要になることもあります。逆に、口腔内の状態が良好で、日々のセルフケアがしっかりできている方は、6ヶ月に一度でも十分な場合があります。最適な受診頻度は、歯科医師や歯科衛生士と相談して決めることをおすすめします。

クリーニングと日々のセルフケアの関係

歯科医院でのクリーニングは非常に重要ですが、それだけで口腔内の健康が保たれるわけではありません。

日々の歯磨きやフロッシングといったセルフケアが、口腔健康の基盤となります。クリーニングは、セルフケアでは除去できない汚れを取り除く「補助的な役割」と考えるべきです。毎日の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科医院でのクリーニングを組み合わせることで、初めて効果的な予防が実現します。

赤坂ONO Dental Clinicでのクリーニング

当院では、患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせた最適なクリーニング方法をご提案しています。

初診時には口腔内写真やレントゲン撮影を行い、現在の状態を詳しく診査します。その上で、スケーリング、PMTC、エアフローなど、複数の選択肢の中から最適な方法をご提案し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明します。患者様のご理解と納得を得た上で施術を開始しますので、安心してご相談ください。

また、当院ではクラスB滅菌器を導入するなど、世界基準の感染対策を行っております。衛生管理を徹底した環境で、安全にクリーニングを受けていただけます。

まとめ|あなたに最適なクリーニング方法を見つけましょう

歯科クリーニングには、スケーリング、PMTC、エアフローという3つの主要な方法があり、それぞれに特徴と適応症例があります。

スケーリングは歯石除去による歯周病治療、PMTCはバイオフィルム除去による予防、エアフローは低侵襲で効率的な予防と審美性向上を目的としています。どの方法が最適かは、患者様の口腔内の状態、目的、予算などによって異なります。

重要なのは、定期的に歯科医院を受診し、専門家による診査とクリーニングを受けることです。日々のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアを組み合わせることで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らし、健康な歯を長く保つことができます。

赤坂ONO Dental Clinicでは、患者様の背景やご要望を考慮し、押し付けではなく患者様ご自身が選択する治療を行っています。カウンセリングの時間を十分に取り、納得いただいた上で施術を開始しますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。

歯のクリーニングに関するご質問や、ご自身に適した方法についてのご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。赤坂駅から徒歩1分という好立地で、平日は22時まで、土日も18時まで診療しておりますので、お仕事帰りや休日のご来院も可能です。

詳しくは赤坂ONO Dental Clinicの公式サイトをご覧いただくか、直接お電話にてお問い合わせください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

監修者プロフィール
院長 小野 雄大(おの たけひろ)先生

赤坂駅から徒歩1分の歯医者・歯科クリニック 赤坂ONO Dental Clinicの院長 小野 雄大

略歴
– 2015年3月:岩手医科大学 歯科医師臨床研修 修了
– 医療法人(秋田)、岩手医科大学放射線科、神奈川県内医療法人などで幅広く勤務
– 2024年2月:赤坂ONO Dental Clinic 開業

診療スタンス
– 丁寧なカウンセリングを重視し、口腔内写真やレントゲンを用いて現在の状態をしっかり説明
– 患者さまに治療内容のメリット・デメリットを理解していただいた上で選択してもらう治療方針を実践
– 自身も歯科治療の経験があることから、「患者さまに寄り添う治療」を大切にしている

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